主役はご飯!

晩ご飯はあり合わせ。

冷凍庫にあったピーマンの肉詰めにチーズをかけて焼いたり、インゲンとちくわを炒めたり、冷蔵庫から出しただけのキムチだったり、切っただけのトマトだったり、ぱっぱと作った豚汁だったり…。なんの変哲もない、フツーな晩ご飯でした。

でも、豚汁はちゃんと作りましたよ?
タイムセール4割引の豚肉が決め手になりました。
とはいえ、味噌がなかったので、塩・米・大豆だけでできたのを買ってみました。なめてみると、それほど塩辛いわけではなく、しっかり旨みがあって、なかなかおいしい…。実際、豚汁に入れてみると、汁にまろやかさを感じる、良いバランスの味付けができました。これはあたりだね!
あとは、冷蔵庫にあった大根、ニンジン、タマネギを切って入れて煮込むだけ。

晴れたとはいえ風が強くて寒い一日。冷えた体も温まる、ぴったりな晩ご飯になりました。



…でも!

今日の主役は、「ご飯」なのです。

実は、圧力鍋を買いまして、うれしがってご飯を炊いてみたというわけなのです。

まぁ、前から買おうかどうか迷ってはいたのですが、昨晩友人に「圧力鍋で炊いたご飯はおいしいよ!」とか「炊くスピードが驚異的!!」と言われ、今日は朝から『とりあえず圧力鍋だ!』『ビバ!圧力ライフ』『もう、買うしかねー!!!』という感じになってしまったというワケ。

とはいえ、なかなか値の張るシロモノ。“大は小を兼ねる”の故事通り大きい物を買った方が良いんだろうなぁとは思いつつも、結局2.5Lの小型の物に落ち着きました。これでも5,000円。

買って帰った後はもう、喜び勇んでご飯を炊く!

…しかし! 圧力鍋は実に初体験! 説明書を注意深く流し読み、一通り注意すべきことを確認した後、Let's Try!

まずは中火で加熱して、圧力かかって蒸気が出たら弱火に変更。そこから5分後火を止めて、15分間蒸らします。

…するとどうでしょう! なんと、粒が一つ一つたっている! 輝くような白米が!


(うぅ…、写真がちょっとぼけている…TT)

口に含むと粒を感じる。でも、芯があるわけではなく、柔らかくつぶれていく…。しかも、なんかいつものご飯よりも甘みを感じるというか何というか(この辺は気のせいかもしれないけど)…。こんなご飯は、たぶん自分で作ったのは初めてです。スバラシイ…。

圧力鍋の名は伊達じゃありません(?)。



…と、そこまで褒めたものの、ホンネを言うと、もっと“べちゃっともちっとやわやわご飯”の方が個人的には好みというオチ。ちょっと脱力鍋(?)。いや、でも、そこは水加減とか火加減、時間管理で変わるのかも…。これは実験してみる価値がありそうだ。



総括すると、この圧力鍋で炊いたご飯はまさに『目から鱗』の一品! おいしいのでまた是非やろう!



そんな感じで、一人でテンションが上がってしまってどうしような晩ご飯でありましたとさ。

めでたし、めでたし。